当院でのコロナ対策

1.換気
入り口ドアと院内の窓2ヵ所の計3ヵ所を常時開け、エレクトリックファンにより、空気の流れを作り出し換気に努めております。
窓を開けて換気するときの時間と回数の目安は、1時間に5~10分程度と言われています。
できるだけ、回数を多く換気するとより効果的です。
また、空気の流れを作るには、窓を2ヵ所以上開けることが重要とされています。

2.空気清浄機
ダイソン空気清浄機を3台設置し、待合室の空気をクリーン化しています。
★ dyson pure cool
PM 0.1レベルの微粒子を99.95%捕らえて、リビング全体の空気を徹底的にきれい にする、ただひとつの空気清浄ファンです。
★ dyson pure humify+cool
上記の機能に加えて、タンクの中の水を瞬時に除菌し、衛生的に加湿し ます。
★ dyson pure hot+cool
dyson pure coolの機能に加えて、ファンヒーター機能がついています。

3.HEPAフィルター
当院のエアコンにはHEPAフィルターが取り付けられています。
空気中のゴミやホコリ、チリなどを取り除き、清浄空気にする高性能のフィルターです。
もともと精密機器や半導体の製造工場にあるクリーンルームや、原子力施設の換気装置用として、非常に微細なホコリや放射性微粒子を取り除くために作られたもので、定格風量で粒径が0.3μm(マイクロメートル)の粒子に対して99.97%以上の粒子捕集率を持ちます。
インフルエンザウイルスは0.1μm、コロナウイルスは0.02μm程度の大きさだと言われていますが、飛沫感染の場合、ウイルスの大きさは0.5μm程度になるので、HEPAフィルターは十分効果があります。

4.アルコール消毒・除菌
当院では、待合室とトイレの2ヵ所にアルコール消毒台を設置しております。
足踏み式の噴射機もあり、手を使わずに消毒できます。
また、職員による次亜塩素酸ナトリウム液を使った院内の殺菌消毒を頻繁に行っています。

5.オゾン脱臭・殺菌
オゾン(O3)とは、酸素原子(O)が3個ついた分子で、物質を酸化させる力が強く、菌や悪臭に対して強力な除菌・脱臭効果があります。
取手や壁、床にいるウイルスを1,000分の1から10,000分の1に不活化(死滅)します。
除菌・脱臭後は酸素に戻るため、残留毒素はありません。
身近なものでは、水道水での高度浄水処理にも活用されています。
当院では、業務終了後に業務用オゾン除菌・脱臭機を40分間行い、院内全体の衛生に努めております。

6.セパレートシート
待合室での感染ブロックを目的にシートを改良し、セパレートを装備しました。
そのため、隣の方と接することなく座れるようになっております。
高さは140cmあります。
理化学研究チームのデータによると、一般的な会社のオフィスで、座っている状態で咳をした場合、床から120cmの仕切り板では、一部は止まるものの、小さなしぶきが、板の上を乗り越えて、周りの人に広がる様子が確認できました。
一方、座った人の頭がほぼ隠れる、140cmの高さの板では、周りの人には、ほぼかかっていなかったと発表されています。

7. 足でも開けられるドア
診察室のドアを足で開けられるように金具を設置しております。
ゴム製なので怪我をしにくく、また靴を傷めません。

8. ビニールカーテン
受付には2.0mmの厚めの透明ビニールシートを使ったカーテンを設置し、飛沫防止に務めております。
お会計やお薬をお渡しするため、職員のアルコール手指消毒も徹底しております。